焼石連峰フロ沢・名残の夏シャワーを浴びる…
【日 程】2012年9月2日(日) 【天 候】雨~曇~晴
【山 域】 焼石連峰 尿前川からフロ沢遡行
【行 程】 7:45中沼駐車場→8:10尿前沢→8:35フロ沢→11:10袋小路→岩壁を這う11:50→1000m地点12:00→13:05・1115m地点→昼食→14:05草原→藪漕ぎ→14:50登山道1300m地点→15:25銀明水15:35→15:50分岐→16:05上沼→16:20中沼→16:45中沼駐車場
【メンバー】 <白峰会>・L佐○さん/SL早○さん/加○さん/深○嬢さん/ドM新人さん/田○さん/管○さん/マロ7 計8名
金曜日は深夜の津波注意報発令で寝不足となって土曜日の朝を迎えました。それで土曜日のお山は中止でおっ家内に付き合うことになった。私は某店で待ち合わせで待機(涼んでいた)、あれよ先週小松原沢でご一緒しましたドM新人さんではありませんか。( ^)o(^ )シメタ
明日の予定はとお聞ききしましたら焼石連峰の尿前沢だという。マロ7の心臓はレッドゾーンに、「良かったら連れてってください」と年甲斐もなく懇願してしまいました。
夕方、リーダーの佐○さんから参加OKのメール、そして・田○さんから合流のお知らせメールが入りもう焼石に沢登りモードに突入ですどー。
日曜日、宮城の天気はイマイチなようですが岩手はマズマズ…でしたが、北上すると雨の洗礼は中沼登山口まで続きました。中沼登山口駐車場は数台の車が駐車、なかには札幌ナンバーもあり、小雨降るなかパッキングして出発です。
尿前沢出合までは刈り払いされた登山道です。途中、二人の若者が下山してきました。L佐○さん、前日情報を入手です。
金明水に至るルートは以前からねらっていたのですが、こうして沢歩きで尿前沢からの入り口を確認できると思いましたが、崖崩れもあって誰も確認できませんでした。(>_<)
『尿前沢』何となくマイナスイメージの名前ですよね。。。。(^^;)
ですが、この尿前沢、実は美渓の東北美人の沢で3級のクールビューティーだそう!
尿前沢は入ったとたん、曇りですが明るくてきれいな感じで雨もあがったようです。
なんか、行けるのかなぁって思いつつも、志願兵ですから引き下がる訳にもいきませんね。
出発も遅いし、L佐○さんはルートを変更し右岸の風呂沢を登り詰めることとしました。
最初から滝が出てこれは巻くことにします。。
今回は経験豊富な白峰会の皆さん、そしてL佐○さんはこの業界でも名の通った方なので私一人くらいはなんとかしてくれるでしょう、という他力本願全開です。
「あると安心」お助けロープが出てきたりで軽快に進みますが、もう横回りで進みます。(謝謝)。
懸念していたゴルジュでしたが泳ぐ場面はなくホッ、でも浸かりたかった。
いろんな滝出てきます。。けっこうな迫力。
@格闘中
小休止して先に進むと、
出てきました、何と袋小路と左岸は15mの枯滝。
今日のハイライトでしょうか。
L佐○さん、若いときに来たことがあるそうですが記憶は蘇りません。岩肌は角礫でポロポロで軟弱なんですが登摩開始、ハーケンを打ちながらあっという間に上部へ到達です。
バイルを器用に使いながらドM新人さん。
そして登攀系マダムの深○嬢さん追随。。底なしの体力とモチベーションを持つ美人クライマーさんです。
そしてマロ7、プルジックで確保しようとしていたら、田○さんがこれ使ってと…有難きかなこの幸せ、安心度が倍増して登摩できました。(^^;)アリガトウゴザイマシタ
上がってみると、このバンド、思っていたよりは岩場がありスタンスがとれるので、なんとか私でもすべらずに通過することができました。
今日は懸垂降下なしです……。。
でも、こんなにロープを使って登る沢は初めて(5回目だけど)。
毎回が新鮮な場面で興味津々、やはり基礎学は大切だと思い来週は「学問のすすめ」講習会参加ですよ。
この後は、癒される小滝が続きます。一服が美味そうですね。
お日様が出てきましたようで、高感度3倍増しです。
読図こそ基本、支流にぶつかると選択します。
小沢ですが最後のナメに癒されていると、藪の始まりです。
段々と沢は細々となり藪も出てきて、振り返ると、おっ、夏油の山々が見えてきましたよ。
あそこまで行けば藪は何とかなるだろうと…しかし問屋はおろさない。
藪漕ぎは急斜ですから掴めるものはなんでも掴む、ジタバタもがき滑りながら高度を上げていきます。
またもや振り返れば、東側に鋭鋒の経塚山と夏油の山々がここ存分と顔を見せてくれました。
そして誰も踏み入れていないお花畑があり感激です。
チシマザサの藪は進行方向をさえぎっているのでかき分けながら進みます。
地図上では沢が消えてから1時間は藪漕ぎしなければならない勘定でした。
藪好きなマロ7ですが一向に出口のない藪にはいささか閉口気味だったかな。
でも数百m先におぼしきながら登山路の窪みを見つけて皆さん元気がでます。
ようやく登山道に出て一安心です。ドM新人さんは山歩き11週連続で、もうアルプスもこなしています。
お年は半分なのですが、沢歩きはマロ7の先輩なり。(^^;)
かわいい避難小屋、銀明水でお休みしていた花巻の御夫婦がここに泊まるそうです。(^o^)イイナァ
銀明水で一呼吸、美味しい水は小岩井ミルクのステンレス柄杓がなお一層の味を引き出しているようです。
絶景の中沼はトリカブトが咲き乱れていました。湖面に映る焼石を期待したのですがこの次ですね。
ナナカマドが色づきはじめましたね。
ヘッデンを覚悟した沢登りでしたが明るいうちに登山口に到着です。
藪はしんどかったけれど、それを差し引いても、硬軟あれこれ盛りだくさんで、めちゃくちゃ充実した沢でした。完登できたのも、白峰会様のおかげです。(^^)/
帰路の高速はワイパーが効かないほどの大雨、カラカラの大地は美味そうに飲み込んだことでしょう。
画像は日本の田舎に選ばれた旧胆沢町、虹が二本立てでした。
鶴巣パーキングで喉を潤し(マロ7は牛乳よ)て皆さんとお別れです。
そして、L佐○さんほか白峰会の皆さん、緊急参加を快諾いただきありがとうございました。
これに懲りず、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。<多謝>
【山 域】 焼石連峰 尿前川からフロ沢遡行
【行 程】 7:45中沼駐車場→8:10尿前沢→8:35フロ沢→11:10袋小路→岩壁を這う11:50→1000m地点12:00→13:05・1115m地点→昼食→14:05草原→藪漕ぎ→14:50登山道1300m地点→15:25銀明水15:35→15:50分岐→16:05上沼→16:20中沼→16:45中沼駐車場
【メンバー】 <白峰会>・L佐○さん/SL早○さん/加○さん/深○嬢さん/ドM新人さん/田○さん/管○さん/マロ7 計8名
金曜日は深夜の津波注意報発令で寝不足となって土曜日の朝を迎えました。それで土曜日のお山は中止でおっ家内に付き合うことになった。私は某店で待ち合わせで待機(涼んでいた)、あれよ先週小松原沢でご一緒しましたドM新人さんではありませんか。( ^)o(^ )シメタ
明日の予定はとお聞ききしましたら焼石連峰の尿前沢だという。マロ7の心臓はレッドゾーンに、「良かったら連れてってください」と年甲斐もなく懇願してしまいました。
夕方、リーダーの佐○さんから参加OKのメール、そして・田○さんから合流のお知らせメールが入りもう焼石に沢登りモードに突入ですどー。
日曜日、宮城の天気はイマイチなようですが岩手はマズマズ…でしたが、北上すると雨の洗礼は中沼登山口まで続きました。中沼登山口駐車場は数台の車が駐車、なかには札幌ナンバーもあり、小雨降るなかパッキングして出発です。
尿前沢出合までは刈り払いされた登山道です。途中、二人の若者が下山してきました。L佐○さん、前日情報を入手です。
金明水に至るルートは以前からねらっていたのですが、こうして沢歩きで尿前沢からの入り口を確認できると思いましたが、崖崩れもあって誰も確認できませんでした。(>_<)
『尿前沢』何となくマイナスイメージの名前ですよね。。。。(^^;)
ですが、この尿前沢、実は美渓の東北美人の沢で3級のクールビューティーだそう!
尿前沢は入ったとたん、曇りですが明るくてきれいな感じで雨もあがったようです。
なんか、行けるのかなぁって思いつつも、志願兵ですから引き下がる訳にもいきませんね。
出発も遅いし、L佐○さんはルートを変更し右岸の風呂沢を登り詰めることとしました。
最初から滝が出てこれは巻くことにします。。
今回は経験豊富な白峰会の皆さん、そしてL佐○さんはこの業界でも名の通った方なので私一人くらいはなんとかしてくれるでしょう、という他力本願全開です。
「あると安心」お助けロープが出てきたりで軽快に進みますが、もう横回りで進みます。(謝謝)。
懸念していたゴルジュでしたが泳ぐ場面はなくホッ、でも浸かりたかった。
いろんな滝出てきます。。けっこうな迫力。
@格闘中
小休止して先に進むと、
出てきました、何と袋小路と左岸は15mの枯滝。
今日のハイライトでしょうか。
L佐○さん、若いときに来たことがあるそうですが記憶は蘇りません。岩肌は角礫でポロポロで軟弱なんですが登摩開始、ハーケンを打ちながらあっという間に上部へ到達です。
バイルを器用に使いながらドM新人さん。
そして登攀系マダムの深○嬢さん追随。。底なしの体力とモチベーションを持つ美人クライマーさんです。
そしてマロ7、プルジックで確保しようとしていたら、田○さんがこれ使ってと…有難きかなこの幸せ、安心度が倍増して登摩できました。(^^;)アリガトウゴザイマシタ
上がってみると、このバンド、思っていたよりは岩場がありスタンスがとれるので、なんとか私でもすべらずに通過することができました。
今日は懸垂降下なしです……。。
でも、こんなにロープを使って登る沢は初めて(5回目だけど)。
毎回が新鮮な場面で興味津々、やはり基礎学は大切だと思い来週は「学問のすすめ」講習会参加ですよ。
この後は、癒される小滝が続きます。一服が美味そうですね。
お日様が出てきましたようで、高感度3倍増しです。
読図こそ基本、支流にぶつかると選択します。
小沢ですが最後のナメに癒されていると、藪の始まりです。
段々と沢は細々となり藪も出てきて、振り返ると、おっ、夏油の山々が見えてきましたよ。
あそこまで行けば藪は何とかなるだろうと…しかし問屋はおろさない。
藪漕ぎは急斜ですから掴めるものはなんでも掴む、ジタバタもがき滑りながら高度を上げていきます。
またもや振り返れば、東側に鋭鋒の経塚山と夏油の山々がここ存分と顔を見せてくれました。
そして誰も踏み入れていないお花畑があり感激です。
チシマザサの藪は進行方向をさえぎっているのでかき分けながら進みます。
地図上では沢が消えてから1時間は藪漕ぎしなければならない勘定でした。
藪好きなマロ7ですが一向に出口のない藪にはいささか閉口気味だったかな。
でも数百m先におぼしきながら登山路の窪みを見つけて皆さん元気がでます。
ようやく登山道に出て一安心です。ドM新人さんは山歩き11週連続で、もうアルプスもこなしています。
お年は半分なのですが、沢歩きはマロ7の先輩なり。(^^;)
かわいい避難小屋、銀明水でお休みしていた花巻の御夫婦がここに泊まるそうです。(^o^)イイナァ
銀明水で一呼吸、美味しい水は小岩井ミルクのステンレス柄杓がなお一層の味を引き出しているようです。
絶景の中沼はトリカブトが咲き乱れていました。湖面に映る焼石を期待したのですがこの次ですね。
ナナカマドが色づきはじめましたね。
ヘッデンを覚悟した沢登りでしたが明るいうちに登山口に到着です。
藪はしんどかったけれど、それを差し引いても、硬軟あれこれ盛りだくさんで、めちゃくちゃ充実した沢でした。完登できたのも、白峰会様のおかげです。(^^)/
帰路の高速はワイパーが効かないほどの大雨、カラカラの大地は美味そうに飲み込んだことでしょう。
画像は日本の田舎に選ばれた旧胆沢町、虹が二本立てでした。
鶴巣パーキングで喉を潤し(マロ7は牛乳よ)て皆さんとお別れです。
そして、L佐○さんほか白峰会の皆さん、緊急参加を快諾いただきありがとうございました。
これに懲りず、また機会がありましたらよろしくお願いいたします。<多謝>
by maro4070
| 2012-09-03 07:10
| 沢登り
ようこそお出でいただきました。あっちこっちのネタですが辛抱してみてくださいませ。(^O^)
by maro4070
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