有矢山は七ヶ宿の里山
【日 程】2013年11月17日(日) 【天 候】快晴
【山 名】七ヶ宿の有矢山662.9m
【行 程】9:35稲荷神社の東下→稲荷神社→尾根→11:00石群→尾根→11:35有矢山→11:50フェンス→12:20林道→13:40/小梁川橋R13→13:50稲荷神社の東下
【メンバー】おっ家内・マロ子・マロ7 2名と一匹
こんな超快晴はもったいない。山に行くべきだが町内会の道路掃除で出初は遅れる。
いつもながら、近場で早く帰宅できるお山というが、兼ねてから目星をつけていたお山としよう。
そして小原渓谷を歩いてかつらの湯に浸かる3本立てでおっ家内のお墨付きをもらう。
7時出発で9時到着、青空は澄み切っていますど…と、言ってるうちに地図を忘れてしまうお粗末。(>_<)
有矢山に登るには、国道113号線沿いにある釣具店駐車場から登りますが、釣具店の主人と話をしているうちに歴史談義を30分以上されました。それで車はここに置いていけ、帰りに寄れと(^_^)v。
キクイモをいただいて、おっ家内は超ご機嫌なのです。
有矢山は七ヶ宿ダムの北側のR113号線沿いにあり、七ヶ宿ダムを建設する時にの砕石を搬出した山だそうです。見るからに山頂を岩壁に囲まれた要塞のような山であり、七ヶ宿ダム湖畔からは迫力の岩壁が印象的な山です。
平安時代には八幡太郎義家が奥州に下った際に陣を置いた山として阿里屋館山とも呼ばれています。
ダムに水没した原部落の里山として、山菜採りや萱刈り、炭焼きなどに利用されていましたが、集落がなくなり入山する人もいないそうですと、釣具店のご主人。
今回たどる山道は、かって山に入る作業道として使われたそうで『有矢の嶺道』と呼ばれ踏み跡です。集落にあった稲荷神社が国道沿いの高台(釣り具店の西側)に移築され、嶺道の入り口も稲荷神社の東下となったのですが、神社を参拝しこのまま進みます。
神社から送電線巡視路を進み、15番鉄塔脇を登って「下の山神様」「上の山神様」と呼ばれる2つの山神碑を右手に見ることになるそうですが、なぜかわからず。ヤブをかき分け尾根に出ました。
下の山神碑の所から馬道と呼ばれた幅広の道が中腹まで続き、平坦地になった相撲とり場から細い踏み跡の山道になるそうですが、これも??。薄ヤブ、倒木で進むのが大変。
マロ子の紐がからむのでついに親分の肩に乗り、シメシメ(^o^)
笹ヤブとなって標高を上げると、足下にムラサキシメジが沢山(^o^)ゲット
山頂手前の岩場は、義経と弁慶が休んだところでそうですが、やはりここまで来ればリックを降ろしてしまうね。一休み(^_^)vここには、奴の落とし物が数個見受けられました。
その東側の崖にはロープではなくザイルが展張されており、ここがクライミングする所かと…。
それで踏み跡が消えますが、目の前に迫る山頂下の急斜面に這いつくばりそのまま進みます。
ここ、山頂下の急斜面は、唯一の危険地帯で土が軟らかく落ち葉が堆積して滑りましたよ。
急斜面をジグザグに登り山頂尾根の稜線に出れば安心、やがて山頂台地に至ります。
有矢山の山頂は平坦で広く、かつての館跡を思わせるようでしたが、厳冬期にここで凌げたかは…?。3等三角点は山頂北側の林内にあり周囲は茨があり展望はイマイチでした。
木々の間から南蔵王の不忘山が眺められましたが、今日はこれを期待したのに不完全燃焼。
地図もなくGPS便りですが、先に進んで行ってみよう。できれば周回をしたいです。
雰囲気のいい尾根道を下ると、20m後のおっ家内が騒いでる。
振り向けば、おっ家内ではなく急斜面を下ってく大型動物が視界に入った。
我はマロ子を肩に担いでいたので、カメラには手が出なかったが間違いなく大型動物が転げるように視界から消えた。この時、とっさにイノシシと思ったが…イノシシは夜行性、それにしても熊の大きさみたいなイノシシがいるのか??いまだに、熊かイノシシかわからないのである。(~:-)
眺望を楽しむもなく山頂から北側へ下ったら、倒れてるフェンスが出て、その先は絶壁である。
こんな藪山にフェンス??そして電柱、冒頭に説明のとおり七ヶ宿ダム建設の名残と勝手に判断したのですが、右に行くか左に行くか…??。
偵察隊兼務の我は右下に降りてフェンスを超えたら期待した南蔵王の展望が待っていた。
今日の不忘山はいいだろうね。
偵察隊は、左に行けば遠いし何があるかわからない。右に降ればロープもあるし何とかなるとおっ家内に報告した。(^^)
急斜面を降り、藪に入ると何故か道型が現れて一安心、あっという間に林道に出ました。
ここからは安心しての林道歩き、途中、ウメモドキを発見、イノシシ擬きから続いて、おっ家内は発狂す。(T_T)
1時間の林道歩きも最高でした。
なかなかの味わいのある有矢山でした。
多くの人に歩いて欲しい里山ですが、標識もなく、藪と倒木ですから承知して歩いてください。
やはり、釣具店に寄ってご主人と1時間ほど談義して珍しいギョウジャニンニクを頂戴しまいました。
帰りは小原渓谷散策の計画でしたが、時間がないので、温泉の岩風呂『かつらの湯』200円で汗を流します。
マロ子は湯上がりまで「おいてけ犬」。
里山ながら、南蔵王の展望、ヤブと歴史、少しだけでしたがキノコ、そして岩風呂に入り充実したお山でした。小原渓谷の散策はこの次としましょうか。
それにしても、奴の落とし物の多さにビックリです。30個までは数えたのですが、こんな狭いルートで50個はみたでしょうか。村田の蔵王スポットで日没。
ルート図です。
【参考】ムラサキシメジは、南米を除く世界中に分布する担子菌の一種。日本では地域差があり晩秋の10月下旬~12月上旬、主に落葉広葉樹林などに列状または円弧を描いて発生する。落葉を白色腐朽する落葉分解菌のキノコ。菌糸層は落葉層の粗腐植層部分に広がり、菌根は形成しない
そうですね
【山 名】七ヶ宿の有矢山662.9m
【行 程】9:35稲荷神社の東下→稲荷神社→尾根→11:00石群→尾根→11:35有矢山→11:50フェンス→12:20林道→13:40/小梁川橋R13→13:50稲荷神社の東下
【メンバー】おっ家内・マロ子・マロ7 2名と一匹
こんな超快晴はもったいない。山に行くべきだが町内会の道路掃除で出初は遅れる。
いつもながら、近場で早く帰宅できるお山というが、兼ねてから目星をつけていたお山としよう。
そして小原渓谷を歩いてかつらの湯に浸かる3本立てでおっ家内のお墨付きをもらう。
7時出発で9時到着、青空は澄み切っていますど…と、言ってるうちに地図を忘れてしまうお粗末。(>_<)
有矢山に登るには、国道113号線沿いにある釣具店駐車場から登りますが、釣具店の主人と話をしているうちに歴史談義を30分以上されました。それで車はここに置いていけ、帰りに寄れと(^_^)v。
キクイモをいただいて、おっ家内は超ご機嫌なのです。
有矢山は七ヶ宿ダムの北側のR113号線沿いにあり、七ヶ宿ダムを建設する時にの砕石を搬出した山だそうです。見るからに山頂を岩壁に囲まれた要塞のような山であり、七ヶ宿ダム湖畔からは迫力の岩壁が印象的な山です。
平安時代には八幡太郎義家が奥州に下った際に陣を置いた山として阿里屋館山とも呼ばれています。
ダムに水没した原部落の里山として、山菜採りや萱刈り、炭焼きなどに利用されていましたが、集落がなくなり入山する人もいないそうですと、釣具店のご主人。
今回たどる山道は、かって山に入る作業道として使われたそうで『有矢の嶺道』と呼ばれ踏み跡です。集落にあった稲荷神社が国道沿いの高台(釣り具店の西側)に移築され、嶺道の入り口も稲荷神社の東下となったのですが、神社を参拝しこのまま進みます。
神社から送電線巡視路を進み、15番鉄塔脇を登って「下の山神様」「上の山神様」と呼ばれる2つの山神碑を右手に見ることになるそうですが、なぜかわからず。ヤブをかき分け尾根に出ました。
下の山神碑の所から馬道と呼ばれた幅広の道が中腹まで続き、平坦地になった相撲とり場から細い踏み跡の山道になるそうですが、これも??。薄ヤブ、倒木で進むのが大変。
マロ子の紐がからむのでついに親分の肩に乗り、シメシメ(^o^)
笹ヤブとなって標高を上げると、足下にムラサキシメジが沢山(^o^)ゲット
山頂手前の岩場は、義経と弁慶が休んだところでそうですが、やはりここまで来ればリックを降ろしてしまうね。一休み(^_^)vここには、奴の落とし物が数個見受けられました。
その東側の崖にはロープではなくザイルが展張されており、ここがクライミングする所かと…。
それで踏み跡が消えますが、目の前に迫る山頂下の急斜面に這いつくばりそのまま進みます。
ここ、山頂下の急斜面は、唯一の危険地帯で土が軟らかく落ち葉が堆積して滑りましたよ。
急斜面をジグザグに登り山頂尾根の稜線に出れば安心、やがて山頂台地に至ります。
有矢山の山頂は平坦で広く、かつての館跡を思わせるようでしたが、厳冬期にここで凌げたかは…?。3等三角点は山頂北側の林内にあり周囲は茨があり展望はイマイチでした。
木々の間から南蔵王の不忘山が眺められましたが、今日はこれを期待したのに不完全燃焼。
地図もなくGPS便りですが、先に進んで行ってみよう。できれば周回をしたいです。
雰囲気のいい尾根道を下ると、20m後のおっ家内が騒いでる。
振り向けば、おっ家内ではなく急斜面を下ってく大型動物が視界に入った。
我はマロ子を肩に担いでいたので、カメラには手が出なかったが間違いなく大型動物が転げるように視界から消えた。この時、とっさにイノシシと思ったが…イノシシは夜行性、それにしても熊の大きさみたいなイノシシがいるのか??いまだに、熊かイノシシかわからないのである。(~:-)
眺望を楽しむもなく山頂から北側へ下ったら、倒れてるフェンスが出て、その先は絶壁である。
こんな藪山にフェンス??そして電柱、冒頭に説明のとおり七ヶ宿ダム建設の名残と勝手に判断したのですが、右に行くか左に行くか…??。
偵察隊兼務の我は右下に降りてフェンスを超えたら期待した南蔵王の展望が待っていた。
今日の不忘山はいいだろうね。
偵察隊は、左に行けば遠いし何があるかわからない。右に降ればロープもあるし何とかなるとおっ家内に報告した。(^^)
急斜面を降り、藪に入ると何故か道型が現れて一安心、あっという間に林道に出ました。
ここからは安心しての林道歩き、途中、ウメモドキを発見、イノシシ擬きから続いて、おっ家内は発狂す。(T_T)
1時間の林道歩きも最高でした。
なかなかの味わいのある有矢山でした。
多くの人に歩いて欲しい里山ですが、標識もなく、藪と倒木ですから承知して歩いてください。
やはり、釣具店に寄ってご主人と1時間ほど談義して珍しいギョウジャニンニクを頂戴しまいました。
帰りは小原渓谷散策の計画でしたが、時間がないので、温泉の岩風呂『かつらの湯』200円で汗を流します。
マロ子は湯上がりまで「おいてけ犬」。
里山ながら、南蔵王の展望、ヤブと歴史、少しだけでしたがキノコ、そして岩風呂に入り充実したお山でした。小原渓谷の散策はこの次としましょうか。
それにしても、奴の落とし物の多さにビックリです。30個までは数えたのですが、こんな狭いルートで50個はみたでしょうか。村田の蔵王スポットで日没。
ルート図です。
【参考】ムラサキシメジは、南米を除く世界中に分布する担子菌の一種。日本では地域差があり晩秋の10月下旬~12月上旬、主に落葉広葉樹林などに列状または円弧を描いて発生する。落葉を白色腐朽する落葉分解菌のキノコ。菌糸層は落葉層の粗腐植層部分に広がり、菌根は形成しない
そうですね
by maro4070
| 2013-11-17 20:19
| 宮城県南のお山
ようこそお出でいただきました。あっちこっちのネタですが辛抱してみてくださいませ。(^O^)
by maro4070
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