鳥海山・残雪と百花繚乱のへ
【日 程】2011年7月31日(日)
【天 候】晴・ガス
【山 域】鳥海山 2230m・ 湯の台コース
【行 程】6:20滝の小屋駐車場→6:35滝ノ小屋→7:30河原宿8:05→10:15伏拝岳→11:10七高山11:35→12:10新山→12:40大物忌神社13:35→13:50外輪山→14:00伏拝岳→14:25小雪渓→14:50大雪渓→15:20河原宿→16:10滝ノ小屋→16:25滝の小屋登山口
【メンバー】morino さん/maronnさん/ichicoさん /マロ7/おっ家内/計5名
4年ぶりの鳥海山です。またいつかは機会をと狙ってはいたのですが、天候と機運が合わない。でも、この日はなぜか鳥海山域だけが陽当たりスポットです。morinoさんから声がかかり行ってきました…。
名山と呼ばれるには色々見地がありますね。「山容秀麗という資格では鳥海山は他に落ちない」深田久弥さんの一節が強く心に響く「大きな山」です。
蒼い夜明けです。
暖かい日差しはまだまだ届かず、張り詰めた冷気が漂い雲海はまだ山あいでまどろんでいます。
湯の台口は鳥海山の登山口では最も高い標高地点(1205m)にあり、山頂へ最短で登れる。と、いっても標高差は軽く一千メートルを越えるのです。
伏拝岳手前で会った9歳の少女…駐車場で見かけたと思ったら、もう下山してきました。
湯ノ台温泉から曲がりくねった車道を走ると車道終点は駐車場となっています。
若者達が集まっていた。屈折望遠鏡で何を見ていましたかと尋ねたら「水瓶座流星群」だそうである。
日の出前に見えていた山頂は秋田側から雲が流れ込み風が出てきました。残念ながら、前に見た天の川と朝焼けは見られず残念です。
赤丸が今日のルートです。
はじめは灌木につつまれた穏やかな坂道を歩くと、ディゼル発電機の音を唸らせている滝の小屋に着きます。
今日は先行して河原宿でmorinoさん一行を待っている計画です。出発して20分後に駐車場に着いたとメールが入った。あ~待ってれば良かったかな。
小屋の先で白糸の滝直下の雪渓に出る。途中から左に折れ笹が茂る八丁坂からは本格的な登りとなる。ハクサンシャジン、トウゲブキ、フウロ、とくに朱色のクルマユリが目につく色彩豊かなお花畑が斜面いっぱいに広がっている。
時折、振り返り日本海と月山の切れ目を見る。ここからはもうお花畑が延々と続きます。
八丁坂を登りきると沢音が聞こえ広い台地状の河原宿に出ます。赤い屋根の河原小屋は施錠されていました。小屋前に腰掛けて、朝飯をいただきながらmorinoさん一行を待つことにしました。
そしてmorinoさん一行が到着すると、急に視界が開けて山頂が見える。ここからの光景は言い表すとまさに「極楽浄土」の光景ではないかと…。
分岐で千畳ヶ原への道を分けてゴロゴロした大きな石の道を行くと「心字雪渓」の末端に出ました。雪渓の冷気に覆われてここから直登を開始します。(西側の夏道を利用がベター)
雪渓を最後までつめないうちに右手のガレ場から薊坂に移るとここもお花畑で遅咲きのチングルマが群落となっていた。
階段上の薊坂は急坂のつらい登りですがハクサンシャクナゲとチョウカイアザミが盛りを迎えている。画像は、今年初のダイモンジソウ。
急坂を上り終えると外輪山の一画となる伏拝岳に出ました。丁度山頂が見えたと思ったらすぐにガスで覆われた。
尾根を吹く涼しい風が心地よく花を見ながら七高山へ向かう。
外輪山の火口壁には特産種のチョウカイフスマが可憐な花を咲かせている。あまり目立たない花なので大方の登山者はそれとわからず通り過ぎているのではないだろうか。
途中で会った、ラテちゃん。
七高山への梯子場をいくつか辿ると、深山がひょっこら顔を出した。
新山からはバンザイの連呼があり相当頂上は賑わっていたようである。
七高山は秋田県矢島山岳会の町民登山で70名の方が山頂で美味しい昼食タイムを過ごしていた。我々もここで一旦休憩、
大物忌神社へ下ることとしたが、何の動機かみんなザックをデポして新山へ足が向いてしまった。
やはり新山山頂は入れ替わりで、ここで「シェー」を決めないとね。
西側のピークにも行って、ひとり「シェー」を楽しみましたよ。
そして、向かいの新山ピークにおりました埼玉ガールに以心伝心、彼女たちも「シェー」を楽しみます。
新山から下って「泡タイム」絶賛のお味でございました。
大物忌神社から外輪山へ辿るコースでは地元の小学生が一泊だそうで数十名で登ってきました。
外輪山へ上がり、伏拝岳の分岐から河原宿へ往路を戻ります。
心字雪渓ではガスに巻かれましたがやはり頼りのGPSでしたど…。
河原宿で休憩して駐車場へ向かいます。あれれ、今朝ほどここで会いました方が降りてきましたよ。聞いてみたら、新山から小浜、千畳敷、月山森を経由して欲張りコースを歩いて来たとのことです。
滝の小屋駐車場に着いた時には満車の駐車場も閑散としていました。やはり、欲張りコースの○○さんも「シェー」を堪能です。
鳥海荘の湯(500円)に浸かって、酒田で美味しいラーメンをいただいて帰路につきます。でも、寒河江でダウンしてしまいました。帰路、山頂が顔をのぞかせていました。
【天 候】晴・ガス
【山 域】鳥海山 2230m・ 湯の台コース
【行 程】6:20滝の小屋駐車場→6:35滝ノ小屋→7:30河原宿8:05→10:15伏拝岳→11:10七高山11:35→12:10新山→12:40大物忌神社13:35→13:50外輪山→14:00伏拝岳→14:25小雪渓→14:50大雪渓→15:20河原宿→16:10滝ノ小屋→16:25滝の小屋登山口
【メンバー】morino さん/maronnさん/ichicoさん /マロ7/おっ家内/計5名
4年ぶりの鳥海山です。またいつかは機会をと狙ってはいたのですが、天候と機運が合わない。でも、この日はなぜか鳥海山域だけが陽当たりスポットです。morinoさんから声がかかり行ってきました…。
名山と呼ばれるには色々見地がありますね。「山容秀麗という資格では鳥海山は他に落ちない」深田久弥さんの一節が強く心に響く「大きな山」です。
蒼い夜明けです。
暖かい日差しはまだまだ届かず、張り詰めた冷気が漂い雲海はまだ山あいでまどろんでいます。
湯の台口は鳥海山の登山口では最も高い標高地点(1205m)にあり、山頂へ最短で登れる。と、いっても標高差は軽く一千メートルを越えるのです。
伏拝岳手前で会った9歳の少女…駐車場で見かけたと思ったら、もう下山してきました。
湯ノ台温泉から曲がりくねった車道を走ると車道終点は駐車場となっています。
若者達が集まっていた。屈折望遠鏡で何を見ていましたかと尋ねたら「水瓶座流星群」だそうである。
日の出前に見えていた山頂は秋田側から雲が流れ込み風が出てきました。残念ながら、前に見た天の川と朝焼けは見られず残念です。
赤丸が今日のルートです。
はじめは灌木につつまれた穏やかな坂道を歩くと、ディゼル発電機の音を唸らせている滝の小屋に着きます。
今日は先行して河原宿でmorinoさん一行を待っている計画です。出発して20分後に駐車場に着いたとメールが入った。あ~待ってれば良かったかな。
小屋の先で白糸の滝直下の雪渓に出る。途中から左に折れ笹が茂る八丁坂からは本格的な登りとなる。ハクサンシャジン、トウゲブキ、フウロ、とくに朱色のクルマユリが目につく色彩豊かなお花畑が斜面いっぱいに広がっている。
時折、振り返り日本海と月山の切れ目を見る。ここからはもうお花畑が延々と続きます。
八丁坂を登りきると沢音が聞こえ広い台地状の河原宿に出ます。赤い屋根の河原小屋は施錠されていました。小屋前に腰掛けて、朝飯をいただきながらmorinoさん一行を待つことにしました。
そしてmorinoさん一行が到着すると、急に視界が開けて山頂が見える。ここからの光景は言い表すとまさに「極楽浄土」の光景ではないかと…。
分岐で千畳ヶ原への道を分けてゴロゴロした大きな石の道を行くと「心字雪渓」の末端に出ました。雪渓の冷気に覆われてここから直登を開始します。(西側の夏道を利用がベター)
雪渓を最後までつめないうちに右手のガレ場から薊坂に移るとここもお花畑で遅咲きのチングルマが群落となっていた。
階段上の薊坂は急坂のつらい登りですがハクサンシャクナゲとチョウカイアザミが盛りを迎えている。画像は、今年初のダイモンジソウ。
急坂を上り終えると外輪山の一画となる伏拝岳に出ました。丁度山頂が見えたと思ったらすぐにガスで覆われた。
尾根を吹く涼しい風が心地よく花を見ながら七高山へ向かう。
外輪山の火口壁には特産種のチョウカイフスマが可憐な花を咲かせている。あまり目立たない花なので大方の登山者はそれとわからず通り過ぎているのではないだろうか。
途中で会った、ラテちゃん。
七高山への梯子場をいくつか辿ると、深山がひょっこら顔を出した。
新山からはバンザイの連呼があり相当頂上は賑わっていたようである。
七高山は秋田県矢島山岳会の町民登山で70名の方が山頂で美味しい昼食タイムを過ごしていた。我々もここで一旦休憩、
大物忌神社へ下ることとしたが、何の動機かみんなザックをデポして新山へ足が向いてしまった。
やはり新山山頂は入れ替わりで、ここで「シェー」を決めないとね。
西側のピークにも行って、ひとり「シェー」を楽しみましたよ。
そして、向かいの新山ピークにおりました埼玉ガールに以心伝心、彼女たちも「シェー」を楽しみます。
新山から下って「泡タイム」絶賛のお味でございました。
大物忌神社から外輪山へ辿るコースでは地元の小学生が一泊だそうで数十名で登ってきました。
外輪山へ上がり、伏拝岳の分岐から河原宿へ往路を戻ります。
心字雪渓ではガスに巻かれましたがやはり頼りのGPSでしたど…。
河原宿で休憩して駐車場へ向かいます。あれれ、今朝ほどここで会いました方が降りてきましたよ。聞いてみたら、新山から小浜、千畳敷、月山森を経由して欲張りコースを歩いて来たとのことです。
滝の小屋駐車場に着いた時には満車の駐車場も閑散としていました。やはり、欲張りコースの○○さんも「シェー」を堪能です。
鳥海荘の湯(500円)に浸かって、酒田で美味しいラーメンをいただいて帰路につきます。でも、寒河江でダウンしてしまいました。帰路、山頂が顔をのぞかせていました。
by maro4070
| 2011-08-01 19:02
| 山形のお山
ようこそお出でいただきました。あっちこっちのネタですが辛抱してみてくださいませ。(^O^)
by maro4070
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