寒成山にも・奴はいたのだ…
【日 程】2010年5月30日(日) 【天 候】晴
【山 域】宮城・南蔵王 寒成山621m
【行 程】飛不動尊駐車場~虎岩公園~虎岩~尾根ピーク~山頂~石祠~林道登山口~下戸沢林道のゲート~飛不動尊駐車場
【メンバー】マロ7/おっ家内・2名
【案 内】白石市小原にある山が寒成山です。 国道113号線を西に七ヶ宿に方面に向い、小原温泉を過ぎると正面に片側が鋭く削れた三角形の寒成山が見えます。 国の天然記念物『材木岩』の南側にそびえる山で、北東部が半円形に崩壊した鋭鋒の姿をしており前から興味をひいていました。
馬蹄形の山頂部は崩壊しており、崖下には幾つかの風穴群があり、 風穴には年中冷気が流れ、独特の植物や高山植物が自生しているそうです。明治時代には風穴冷気を利用した氷室が作られ養蚕に使われたそうです。
寒成山登山は、材木岩の南にある虎岩上部から反時計回りに周回しました。
前に、『みやぎ県政だより』に掲載された寒成山は早春の時期が最適と、新緑の山もどうかなと訪ねてみました。というより、昨年6月に愛犬とマロ入口を偵察しスタンバイを伺っていたところでした。昨日は、ご祝儀に参加しましたので体も過酷に出来ないとおもい里山をねらいました。
飛不動尊道路向かいに駐車場がありますのでここに置きます。丁度、ご夫婦らしい下山者がいたばかりです。ここから西に虎岩トンネル手前の公園駐車場を通過し虎岩に上がります。
駐車場から150mばかり車道を歩くと虎岩トンネルがあり、トンネル脇の階段を上がり遊歩道に入ります。
遊歩道は、すぐに杉林となり右手の階段を上がると展望台に到着です。
展望台からは目前に七ヶ宿ダムが見えますが木々に囲まれているので眺めはイマイチ良くありません。それで、テレビカメラのある高台が虎岩の山頂のようです。 崖に沿って踏み跡があり、岩場の狭い場所になると左手の崖が、登り切った絶壁の山頂は抜群の眺めでした。
展望台より高いのでダム湖の噴水や蔵王の山々がよく見えますが南蔵王はガスのようです。 眼下には七ヶ宿ダムの底まで見え、のぞき込むと足が震えそう!
虎岩から眺めを堪能したら来た道を杉林の遊歩道まで戻ります。
虎岩公園からの遊歩道は、七ヶ宿ダムのダムサイトまで通じていますが、杉林から雑木林に変わった所で通行止めになっていました。 先は道幅も狭く普通の山道のようです。
ダム湖の向かいの山が気になりました。
寒成山に登るには、通行止めの看板の所から左手の雑木林に入ります。
堆積した落ち葉の上にうっすらと踏み跡がありますが尾根の斜面に入ると踏み跡が消えます。
でも、尾根の一番高い方向を目指して登ればよいのですが、傾斜はきついです。
ヤマブキソウの群落がありました。
笹のない斜面樹木帯には白色のトリガタハンショウツルが咲いていました。
最初の急斜面を登り終えると広い平地、でも上部を見上げると登りはまだまだあります。次第に傾斜が急となり木の幹や枝、根など支えられる物は何でも利用しながら登ります。
尾根はヤブもどき、左手に樹幹の間から寒成山の山頂がうっすらと見えますがやはりここは今なら展望はイマイチです。この花は…
尾根端のピークに到着、ココで一休み。 通行止めの看板から30分ぐらいでしょうか、意外に早く登ることが出来ました。 尾根上にはハッキリと踏み跡があります。 左側は崩落した崖で、右側はなだらかな林になり危険は感じません。尾根に上がってしまうと薄い笹藪と灌木で目立った花には出会えませんでした。
そして岩場の狭い道となり木を避けながら崖の縁を登り、山頂手前の岩場を見ると絶壁になっていました。
あまり崖側に近づかないように灌木の中にルートを取ります。
ゴツゴツした岩場を登ると寒成山の山頂に到着、ぱっと北半分の視界が開けたように眺めはグット。 尾根端から山頂まで30分、虎岩公園を出発して虎岩に寄っても75分で山頂に到着できました。
数人が腰を下ろせば狭い山頂は北側が崖になっていて、真ん中に三等三角点があり崖の注意を知らせる杭もありました。
山頂からの眺め、山頂からは眼下に七ヶ宿ダム湖が見え、遠く不忘山はガスがかかっていました。
番城山から青麻山まで、南蔵王の山々から白石方向の山々まで大パノラマが楽しめます。 やはり目の前に台形の異様な姿をした有谷山に興味がそそりますね。
今日は天気も良いから山頂でノンビリしたいけれど、虫もうるさいし昼食抜きで下ることにしました。
下山は正規の登山ルートで明瞭なルートです。 山頂から少しくだった所に山神の石祠がありましたので、お参りです。下りの道もけっこうな急斜です。気を許すとズルーと滑りそうです。
おっ家内、ランを見つけましたど。ランラン(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!
下山途中の牧草地はパスして、尾根道をそのまま下ります。
やがて杉林の湿った道になり林道に飛び出しました。
林道には登山口を示す標識の目印があり、普通はここから登ると良いようです。
林道の途中でこんな光景を…何でこうなるの。やはり奴がいたのです。杉皮もたった今剥いだようでしまっています。あたりを見回しましたが…どこかで覗いているかもしれません。
ゲートを越えれば飛不動尊の駐車場に戻ります。
やはり、ここは木々に葉が茂ると状況が変わるかもしれません。晩秋から早春の楽しみでしょう。
検断屋敷 最初に材木岩公園を散策してから虎岩の上部にある虎岩公園に行きました。
材木岩は国の天然記念物に指定された柱状節理の大岩壁、七ヶ宿ダムのすぐ下にあります。 材木岩の周辺は平成三年に整備され材木岩公園となりました。
公園内には噴水や水路があって子供達が喜びそうです。 また、上戸沢にあった検断屋敷の木村家住宅を移築してあり、屋敷内を見ることが出来ます。 この屋敷を使って昔の形を再現した結婚式が行われ話題になりました。蕎麦屋や売店を同じような古民家風に作って宿場町の雰囲気を出しているようです。
今日は、もうひとつのおまけに魔法の湯水を求めました。
やくせんの湯は20Lで2千円、日本でも数少ない「含石膏硝泉」で、
効能は浴用がアトピー、動脈硬化症、切り傷、火傷、神経痛、筋肉痛、五十肩、打ち身、冷え性だそうで…
飲用は慢性胆のう炎、胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、通風に…
マロ7はここ数年愛用していますよ。
そして、白石市内の中華亭へ、もう、ワンタンはないそうですが2時半の閉店にセーフですが、白高のバスケチームが10人以上いてこの分お待ちですが、いろんな会話ができました。高体蓮頑張ってね。
【山 域】宮城・南蔵王 寒成山621m
【行 程】飛不動尊駐車場~虎岩公園~虎岩~尾根ピーク~山頂~石祠~林道登山口~下戸沢林道のゲート~飛不動尊駐車場
【メンバー】マロ7/おっ家内・2名
【案 内】白石市小原にある山が寒成山です。 国道113号線を西に七ヶ宿に方面に向い、小原温泉を過ぎると正面に片側が鋭く削れた三角形の寒成山が見えます。 国の天然記念物『材木岩』の南側にそびえる山で、北東部が半円形に崩壊した鋭鋒の姿をしており前から興味をひいていました。
馬蹄形の山頂部は崩壊しており、崖下には幾つかの風穴群があり、 風穴には年中冷気が流れ、独特の植物や高山植物が自生しているそうです。明治時代には風穴冷気を利用した氷室が作られ養蚕に使われたそうです。
寒成山登山は、材木岩の南にある虎岩上部から反時計回りに周回しました。
前に、『みやぎ県政だより』に掲載された寒成山は早春の時期が最適と、新緑の山もどうかなと訪ねてみました。というより、昨年6月に愛犬とマロ入口を偵察しスタンバイを伺っていたところでした。昨日は、ご祝儀に参加しましたので体も過酷に出来ないとおもい里山をねらいました。
飛不動尊道路向かいに駐車場がありますのでここに置きます。丁度、ご夫婦らしい下山者がいたばかりです。ここから西に虎岩トンネル手前の公園駐車場を通過し虎岩に上がります。
駐車場から150mばかり車道を歩くと虎岩トンネルがあり、トンネル脇の階段を上がり遊歩道に入ります。
遊歩道は、すぐに杉林となり右手の階段を上がると展望台に到着です。
展望台からは目前に七ヶ宿ダムが見えますが木々に囲まれているので眺めはイマイチ良くありません。それで、テレビカメラのある高台が虎岩の山頂のようです。 崖に沿って踏み跡があり、岩場の狭い場所になると左手の崖が、登り切った絶壁の山頂は抜群の眺めでした。
展望台より高いのでダム湖の噴水や蔵王の山々がよく見えますが南蔵王はガスのようです。 眼下には七ヶ宿ダムの底まで見え、のぞき込むと足が震えそう!
虎岩から眺めを堪能したら来た道を杉林の遊歩道まで戻ります。
虎岩公園からの遊歩道は、七ヶ宿ダムのダムサイトまで通じていますが、杉林から雑木林に変わった所で通行止めになっていました。 先は道幅も狭く普通の山道のようです。
ダム湖の向かいの山が気になりました。
寒成山に登るには、通行止めの看板の所から左手の雑木林に入ります。
堆積した落ち葉の上にうっすらと踏み跡がありますが尾根の斜面に入ると踏み跡が消えます。
でも、尾根の一番高い方向を目指して登ればよいのですが、傾斜はきついです。
ヤマブキソウの群落がありました。
笹のない斜面樹木帯には白色のトリガタハンショウツルが咲いていました。
最初の急斜面を登り終えると広い平地、でも上部を見上げると登りはまだまだあります。次第に傾斜が急となり木の幹や枝、根など支えられる物は何でも利用しながら登ります。
尾根はヤブもどき、左手に樹幹の間から寒成山の山頂がうっすらと見えますがやはりここは今なら展望はイマイチです。この花は…
尾根端のピークに到着、ココで一休み。 通行止めの看板から30分ぐらいでしょうか、意外に早く登ることが出来ました。 尾根上にはハッキリと踏み跡があります。 左側は崩落した崖で、右側はなだらかな林になり危険は感じません。尾根に上がってしまうと薄い笹藪と灌木で目立った花には出会えませんでした。
そして岩場の狭い道となり木を避けながら崖の縁を登り、山頂手前の岩場を見ると絶壁になっていました。
あまり崖側に近づかないように灌木の中にルートを取ります。
ゴツゴツした岩場を登ると寒成山の山頂に到着、ぱっと北半分の視界が開けたように眺めはグット。 尾根端から山頂まで30分、虎岩公園を出発して虎岩に寄っても75分で山頂に到着できました。
数人が腰を下ろせば狭い山頂は北側が崖になっていて、真ん中に三等三角点があり崖の注意を知らせる杭もありました。
山頂からの眺め、山頂からは眼下に七ヶ宿ダム湖が見え、遠く不忘山はガスがかかっていました。
番城山から青麻山まで、南蔵王の山々から白石方向の山々まで大パノラマが楽しめます。 やはり目の前に台形の異様な姿をした有谷山に興味がそそりますね。
今日は天気も良いから山頂でノンビリしたいけれど、虫もうるさいし昼食抜きで下ることにしました。
下山は正規の登山ルートで明瞭なルートです。 山頂から少しくだった所に山神の石祠がありましたので、お参りです。下りの道もけっこうな急斜です。気を許すとズルーと滑りそうです。
おっ家内、ランを見つけましたど。ランラン(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!
下山途中の牧草地はパスして、尾根道をそのまま下ります。
やがて杉林の湿った道になり林道に飛び出しました。
林道には登山口を示す標識の目印があり、普通はここから登ると良いようです。
林道の途中でこんな光景を…何でこうなるの。やはり奴がいたのです。杉皮もたった今剥いだようでしまっています。あたりを見回しましたが…どこかで覗いているかもしれません。
ゲートを越えれば飛不動尊の駐車場に戻ります。
やはり、ここは木々に葉が茂ると状況が変わるかもしれません。晩秋から早春の楽しみでしょう。
検断屋敷 最初に材木岩公園を散策してから虎岩の上部にある虎岩公園に行きました。
材木岩は国の天然記念物に指定された柱状節理の大岩壁、七ヶ宿ダムのすぐ下にあります。 材木岩の周辺は平成三年に整備され材木岩公園となりました。
公園内には噴水や水路があって子供達が喜びそうです。 また、上戸沢にあった検断屋敷の木村家住宅を移築してあり、屋敷内を見ることが出来ます。 この屋敷を使って昔の形を再現した結婚式が行われ話題になりました。蕎麦屋や売店を同じような古民家風に作って宿場町の雰囲気を出しているようです。
今日は、もうひとつのおまけに魔法の湯水を求めました。
やくせんの湯は20Lで2千円、日本でも数少ない「含石膏硝泉」で、
効能は浴用がアトピー、動脈硬化症、切り傷、火傷、神経痛、筋肉痛、五十肩、打ち身、冷え性だそうで…
飲用は慢性胆のう炎、胆石症、慢性便秘、肥満症、糖尿病、通風に…
マロ7はここ数年愛用していますよ。
そして、白石市内の中華亭へ、もう、ワンタンはないそうですが2時半の閉店にセーフですが、白高のバスケチームが10人以上いてこの分お待ちですが、いろんな会話ができました。高体蓮頑張ってね。
by maro4070
| 2010-05-30 20:23
| 宮城県南のお山
ようこそお出でいただきました。あっちこっちのネタですが辛抱してみてくださいませ。(^O^)
by maro4070
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