糸岳~小東岳へ・二口山塊「おじ山道中」…なんちゃって
【日 程】2010年5月22日(土) 【天 候】晴(薄曇)
【山 域】①二口山塊 糸岳・山王岳・小東岳m
【行 程】8:30白糸の滝登山口→9:40臨潭→10:50糸岳→12:45小東岳→12:55小東峠・昼食13:30→14:20樋の沢出合→16:15本小屋
【メンバー】morinoさん・マロ7・2名
【アクセス】本小屋から二口林道を西進、姉滝、水場を過ぎ磐司岩展望地を過ぎれば風の道橋でゲートがあり車両は進入禁止、山寺へは抜けられません。風の堂橋手前から白糸の滝登山口となります。今回、驚いたのは本小屋駐車場の杉林が伐採されて明るくなったこと。そしてほぼ全線アスファルト舗装になったことです。なお、6月より道路工事がなされ制限があるようですが、土日は通行できるようですよ。
念願の小東岳(コアズマ)に到達しました。
かれこれ登山してから40年、名前を聞いたが、大東は行っても遠い小東でした。
morinoさんとの「おじ山道中」、薫風をかき分けて白糸の滝から、糸岳、山王岳、小東岳に到達、二口の山並を目に焼き付けました。そして樋の沢に降りて本小屋へ…満喫、満喫です。
…このところの「おじ山コンビ」は湯殿、芝倉山、と続いており何と今年は9回目のコンビです。
糸岳はこのところ5月に毎年訪れています。昨年はシロヤシオの花チラシとコシアブラの取り放題に、またもや糸岳に胸ワクワクです。
2台の車なので、8時にビジターセンターで作戦会議、本小屋へmorinoさん車を置き、マロ7の軽トラで白糸の滝登山口まで行く。状況によって小東岳へ行って本小屋に下る。そして morinoさん車で軽トラを回収計画です。なぜか、本小屋駐車場周辺は伐採で明るくなっていましたど。
小東岳は初めて、山と渓谷社で発刊している「みやぎの山」のうちの塗りつぶしもいよいよ佳境に、でもまだ数座があるのです。morinoさんは以前二口峠から小東岳ピストンをした時にはアップダウンの連続でヘトヘトになったとのこと、それはマロ7も嫌よって、小東岳から下りだけの方がいいでしょうよ。
白糸の滝の沢の渡河は楽々、登山靴でも十分なくらいでした。昨年は、増水で降りるところを探しロープで降りてますのでスパ長は楽チンです。
白糸の滝からは急登で、おじ山コンビはすぐさま息が荒くなります。
このコース、樹間から仰ぎ見る仙台神室が私のお気に入りです。
三神林道(私は仙台山脈と呼ぶ)を振り返りながら登るのがまたここの楽しみなんです。
あらら、花を探していたらまん丸い輪が…のぞくとヤマカガシの子供でした。
ピンボケだからアップしましたです。
臨潭(のぞき)、ひらがなよりも漢字がいいですね。どなた様が名付けてくれたのでしょう。
ちなみに「潭」は訓読みでふち…だそうだ。まさに崖っぷちでの俯瞰であります。
磐司岩を真横から仰ぐのもいいですね。いずれ磐司尾根も歩きたいと羨望です。
遠くに三方倉山が見えます。
タムシバをアップ、背景は仙台神室ですが遠方は熊野岳ですよ。
糸岳に到着すると、山形の連山が見えます。
今日も月山と鳥海山を望むことができました。何と、コシアブラが見えません。アララ(>_<)
小東岳へ向かうと月山、葉山そして鳥海山が見えますが、写らない。
山寺へ抜けるルートはロープで閉鎖です。ここ、興味津々なのですが薮が濃いようでm(_ _)m
ダウン・アップと繰り返すと左手に甲岩が見えます。morinoさんはダースベイダーのヘルメットみたいに見えるそうですが、私は豪快なゴリラ頭ですね。
そして歩いて行くと、ツーンとした堆肥の臭いが…直勘でこれは熊だぁ~って、そして笹がガサガサと音を出して揺れている。逃げられない。勝負かと思ったら猿の群れでした。結構大きなボス猿でしたよ。
樋の沢分岐から小東峠へ暑さで「ヘロヘロのおじ山たち」は、ヨタヨタと山頂へ…ようやく小東岳到着。
小東の山頂から南面白山と中東岳(morinoさん命名)。
morinoさんは山名はないから可哀そうって、「中東岳」はわかりやすくていいですね。でも、soneさん曰く猿鼻山でそうです。んん、どうりで猿の群れがいるんですね。
そして大東岳。
狭い山頂は三等三角点、見晴らしのいい山頂から下りた小東峠で昼食休憩です。
今日はmorinoさんの分厚いハム焼きで乾杯です。
さあ、あとは下り専門です。糸岳への登りはもう、暑くてきつく計画どおり樋の沢出会い経由で本小屋へ行くことに決定です。分岐から左に折れて行きます。
沢沿いの道で、残雪を踏み抜かないように…って、言い出しっぺが言った途端踏み抜きましたよ。
あれれ、リーチが足りない。
歩いて行くとここにも沢山花が咲いています。このシラネアオイの群れには「おじ山」達もニコニコです。
そして、また風も無いのにガサガサと音が…、また猿がいました。後で地図を見たら先ほどの猿とあった場所からの延長線でした。ここは猿の山のようです。
ここのブナ林も見事です。紅葉も綺麗でしょうね。
そして樋の沢出合で、morinoさん、沢越えジャンプ…待ち。(シャッターチャンスを逃す)
樋ノ沢小屋では自慢げに山菜を広げた叔父さんがいました。
ここで水を補給して、一路、本小屋を目指します。
豪快な梯子滝や咲き乱れているニリンソウなどを楽しんで、昔のトロッコ道には沢山の白花が咲いています。そう、「メルヘンおじ山」になりましたど~本小屋到着です。
延々と2時間の裏コースは、青葉の薫風を受けて辿ることができました。
本小屋駐車場は明るくなって、ここ整備でもするのでしょうか。
はじめての糸岳から小東岳への道、アップダウンがあるものの素晴らしい尾根道です。
樋の沢出合への道はブナ林と青葉から降り注ぐマイナスイオンが最高でした。
秋の景色も見事でしょう。それにしてもここで猿に会えるなんてね。
そういえば、寺の沢山での猿大集団にはビックリでしたが、この辺一帯は猿のユートピアなんでしょうね。
morinoさんのお陰で、車2台だと色んなパターンが組めますね。二口には沢山のルートがありますから夢が膨らみます。仙山線を利用するのもバージョンの一つですね。
まだ見ぬ北石橋と、南面白山への縦走が楽しみです。 甲岩の2枚の画像を繋いでみました。
【山 域】①二口山塊 糸岳・山王岳・小東岳m
【行 程】8:30白糸の滝登山口→9:40臨潭→10:50糸岳→12:45小東岳→12:55小東峠・昼食13:30→14:20樋の沢出合→16:15本小屋
【メンバー】morinoさん・マロ7・2名
【アクセス】本小屋から二口林道を西進、姉滝、水場を過ぎ磐司岩展望地を過ぎれば風の道橋でゲートがあり車両は進入禁止、山寺へは抜けられません。風の堂橋手前から白糸の滝登山口となります。今回、驚いたのは本小屋駐車場の杉林が伐採されて明るくなったこと。そしてほぼ全線アスファルト舗装になったことです。なお、6月より道路工事がなされ制限があるようですが、土日は通行できるようですよ。
念願の小東岳(コアズマ)に到達しました。
かれこれ登山してから40年、名前を聞いたが、大東は行っても遠い小東でした。
morinoさんとの「おじ山道中」、薫風をかき分けて白糸の滝から、糸岳、山王岳、小東岳に到達、二口の山並を目に焼き付けました。そして樋の沢に降りて本小屋へ…満喫、満喫です。
…このところの「おじ山コンビ」は湯殿、芝倉山、と続いており何と今年は9回目のコンビです。
糸岳はこのところ5月に毎年訪れています。昨年はシロヤシオの花チラシとコシアブラの取り放題に、またもや糸岳に胸ワクワクです。
2台の車なので、8時にビジターセンターで作戦会議、本小屋へmorinoさん車を置き、マロ7の軽トラで白糸の滝登山口まで行く。状況によって小東岳へ行って本小屋に下る。そして morinoさん車で軽トラを回収計画です。なぜか、本小屋駐車場周辺は伐採で明るくなっていましたど。
小東岳は初めて、山と渓谷社で発刊している「みやぎの山」のうちの塗りつぶしもいよいよ佳境に、でもまだ数座があるのです。morinoさんは以前二口峠から小東岳ピストンをした時にはアップダウンの連続でヘトヘトになったとのこと、それはマロ7も嫌よって、小東岳から下りだけの方がいいでしょうよ。
白糸の滝の沢の渡河は楽々、登山靴でも十分なくらいでした。昨年は、増水で降りるところを探しロープで降りてますのでスパ長は楽チンです。
白糸の滝からは急登で、おじ山コンビはすぐさま息が荒くなります。
このコース、樹間から仰ぎ見る仙台神室が私のお気に入りです。
三神林道(私は仙台山脈と呼ぶ)を振り返りながら登るのがまたここの楽しみなんです。
あらら、花を探していたらまん丸い輪が…のぞくとヤマカガシの子供でした。
ピンボケだからアップしましたです。
臨潭(のぞき)、ひらがなよりも漢字がいいですね。どなた様が名付けてくれたのでしょう。
ちなみに「潭」は訓読みでふち…だそうだ。まさに崖っぷちでの俯瞰であります。
磐司岩を真横から仰ぐのもいいですね。いずれ磐司尾根も歩きたいと羨望です。
遠くに三方倉山が見えます。
タムシバをアップ、背景は仙台神室ですが遠方は熊野岳ですよ。
糸岳に到着すると、山形の連山が見えます。
今日も月山と鳥海山を望むことができました。何と、コシアブラが見えません。アララ(>_<)
小東岳へ向かうと月山、葉山そして鳥海山が見えますが、写らない。
山寺へ抜けるルートはロープで閉鎖です。ここ、興味津々なのですが薮が濃いようでm(_ _)m
ダウン・アップと繰り返すと左手に甲岩が見えます。morinoさんはダースベイダーのヘルメットみたいに見えるそうですが、私は豪快なゴリラ頭ですね。
そして歩いて行くと、ツーンとした堆肥の臭いが…直勘でこれは熊だぁ~って、そして笹がガサガサと音を出して揺れている。逃げられない。勝負かと思ったら猿の群れでした。結構大きなボス猿でしたよ。
樋の沢分岐から小東峠へ暑さで「ヘロヘロのおじ山たち」は、ヨタヨタと山頂へ…ようやく小東岳到着。
小東の山頂から南面白山と中東岳(morinoさん命名)。
morinoさんは山名はないから可哀そうって、「中東岳」はわかりやすくていいですね。でも、soneさん曰く猿鼻山でそうです。んん、どうりで猿の群れがいるんですね。
そして大東岳。
狭い山頂は三等三角点、見晴らしのいい山頂から下りた小東峠で昼食休憩です。
今日はmorinoさんの分厚いハム焼きで乾杯です。
さあ、あとは下り専門です。糸岳への登りはもう、暑くてきつく計画どおり樋の沢出会い経由で本小屋へ行くことに決定です。分岐から左に折れて行きます。
沢沿いの道で、残雪を踏み抜かないように…って、言い出しっぺが言った途端踏み抜きましたよ。
あれれ、リーチが足りない。
歩いて行くとここにも沢山花が咲いています。このシラネアオイの群れには「おじ山」達もニコニコです。
そして、また風も無いのにガサガサと音が…、また猿がいました。後で地図を見たら先ほどの猿とあった場所からの延長線でした。ここは猿の山のようです。
ここのブナ林も見事です。紅葉も綺麗でしょうね。
そして樋の沢出合で、morinoさん、沢越えジャンプ…待ち。(シャッターチャンスを逃す)
樋ノ沢小屋では自慢げに山菜を広げた叔父さんがいました。
ここで水を補給して、一路、本小屋を目指します。
豪快な梯子滝や咲き乱れているニリンソウなどを楽しんで、昔のトロッコ道には沢山の白花が咲いています。そう、「メルヘンおじ山」になりましたど~本小屋到着です。
延々と2時間の裏コースは、青葉の薫風を受けて辿ることができました。
本小屋駐車場は明るくなって、ここ整備でもするのでしょうか。
はじめての糸岳から小東岳への道、アップダウンがあるものの素晴らしい尾根道です。
樋の沢出合への道はブナ林と青葉から降り注ぐマイナスイオンが最高でした。
秋の景色も見事でしょう。それにしてもここで猿に会えるなんてね。
そういえば、寺の沢山での猿大集団にはビックリでしたが、この辺一帯は猿のユートピアなんでしょうね。
morinoさんのお陰で、車2台だと色んなパターンが組めますね。二口には沢山のルートがありますから夢が膨らみます。仙山線を利用するのもバージョンの一つですね。
まだ見ぬ北石橋と、南面白山への縦走が楽しみです。 甲岩の2枚の画像を繋いでみました。
by maro4070
| 2010-05-23 20:44
| 宮城県中のお山
ようこそお出でいただきました。あっちこっちのネタですが辛抱してみてくださいませ。(^O^)
by maro4070
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